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何度も改修の話が持ち上がっていましたが、財源の不足からなかなか改修のめどがたちませんでした。
平成11年に林野庁が「木造公共施設整備事業」を新設し、地元の材料を使って木造の公共建築物を整備するにあたって2分の1を補助対象としたことで、一気に改修への機運が高まり、平成11、12年度で駅舎を建て直すことになりました。総事業費が約2億3千万円(木造の駅舎)。その他に鉄道がホームを整備して約2,700万円がかかりましたが、町の持ち出しは全体の20%程度ですんでいます。
建物が先行してつくられたおかげで、駅前広場への関心が高まりました。現在の歩道があるところまでは由利高原鉄道の敷地。その先が民有地で、製材所の廃屋や倉庫がならぶ景観です。「せっかく新しくなった駅舎から雄大な |
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鳥海山の姿を仰ぎ見たい」。そうしてできたのが広々とした駅前広場です。 「駅舎から出たときに鳥海山を仰ぎ見る景観がどうしても欲しかった。あまりきらびやかなものが駅前にあると鳥海山の美しさが目にはいらなくなるので、駅前広場はシンプルなほうがいいと思った。駅舎の2階から鳥海山がよく見えるかどうか不安だったが、倉庫などが解体されて鳥海山が見えてきたときはうれしかった」と語るのは企画商工観光課の泉谷健一さん。駅前整備後は人の流れが変わったという。「待ち合わせの場所に使われることが多くなり、下校の小学生や高校生が駅舎で宿題をやっている姿が増えました。減少傾向だった利用客もキップ乗客が増え、駅の職員にも、単なる輸送の施設から観光センターという意識が出てきています」。 |
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町民が望むふるさとの顔がここに生まれたのです。
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| 商品DATA |
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シェルター:クレフヤードFXA型短期積雪タイプ、クレフヤードCXA型、サイクルキーパー サイン:マーベックアークス、バス停サイン(特注)、擬木案内板(特注)
擬石ベンチ:GB−403T、GB−201T 公園資材:自然浴さんぽ路 車止め:スペースガードS114型、おもしろタウンTK−11型 |
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| 自然浴さんぽ路は、年齢を問わず人気 |
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