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密林を抜けると広大な運河の中にアンコールワットが出現する。 遺跡というイメージとは反対に、豊かな水の景に驚かされる。
フランス人によって発掘されたアンコールの遺跡群は、20世紀の初頭からすでに観光化されたが、 それは異文化へのエコツーリズムの原点でもあった。 観光は単なる遊覧ではなく、異文化への遭遇と収集、そして同時代への再構築のツールなのだ。
ルネサンスでは古代ギリシャをモチーフとしたが、20世紀にはアジアが注目された。 優れた文化は常に他者によって発見され修復・育成されていく。
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文・写真・・・・・シヲバラ タク |
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