木の温もりを伝える
長野県稲荷山養護学校
長野県千曲市
[スチールノンキャスター大型門扉]NR両開き(W5400-H1400)、(W6000-H1400)、片開き(W 1800-H1400)、再生木材仕様
[アルミノンレール引戸]ラングベールAL型 Bタイプ(W5000-H1400)マイルドブラック色、再生木材仕様
21世紀の循環型社会における建築事業モデルを示したいと、当時の田中県知事が力を注いだ稲荷山養護学校の改築工事。2007年4月に全面開校した校舎は、長野県産の木材をできるだけ使用したいという知事の意向を受け、木の温もりがあふれる校舎へと生まれ変わりました。校舎の設計はコンペで選ばれた長野県出身の建築家・北河原温氏。モダンなデザインに仕上がった引戸は、再生木材*でカバーリングを施したもので、建物外壁とマッチし、全体として温かくやわらかいイメージをつくり出しています。
*再生木材とは、木粉とプラスチックを原料として作られる、高耐久性能をもつ複合材。