
築家や都市計画の専門家とともに、主に外部環境をデザインするランドスケープアーキテクトという仕事。
一般にはまだまだ知られていない専門分野である。
土地を読み、その場の力を引き出して美しいデザインに表現する女性ランドスケープアーキテクト・上山良子氏は、数々の賞を受賞する優れた作家でありながら、2008年4月からは新潟県・長岡造形大学の学長に就任し、教育にも情熱を傾ける。
そして、ランドスケープデザイン事務所として建築家に絶大な信頼があり、多忙を極めるオンサイト計画設計事務所のパートナーとして活躍し、千葉大学大学院園芸学研究科の准教授でもある三谷徹氏。
いま最もホットなこのお二人に、ランドスケープアーキテクトの職能について、コラボレーションの必要性、教育の問題、歴史とデザインなど、さまざまなテーマで語っていただいた。