地中海のさわやかな風を受けた帆のように波打つ屋根が特徴のバス停
イベリア半島の南部、シエラネバダ山脈のふもとにある都市グラナダは、イスラム建築の最高傑作で世界遺産登録されたアルハンブラ宮殿がある街として有名だ。かつてイスラム王朝が栄えた都であり、2つの世界遺産を有する歴史ある街とあって、国内でも人気の観光地になっている。
2005年、高速道路のインター近くに、商業施設、シネマコンプレックス、飲食店を備えたアメリカ型のショッピングセンター「ネプチューン」がオープン。道路を挟んで同じ名前のウエルネスセンターやディスコも併設され、若者注目のスポットになっている。
写真のバス停はこのショッピングセンター前に新しく設置されたものらしく、まだ広告も入っていない。透明の波打つ屋根と腰壁が、明るい雰囲気をつくっている。
ショッピングセンター「ネプチューン」の正面