また、少し歩くだけで異なるシチュエーションでの商品のあり方を比較することができます。KAPの設計に際しては、TOEX商品に限らずメーカーの垣根を越えて、これからの外構商品のあるべき姿を見学者に意識してもらえる場所づくりを目指し、できあがった空間です。景観と商品との関係の重要性を提案することで、ファニチャーを活用した美しく、やさしい空間が生まれてくるのではないでしょうか。
そして駒ヶ根の風景の魅力を生かすため、実は「和」の配置を取り入れて設計しています。商品をひとつ置いては、バランスを取りながら次を置く。左右対称など、本来西洋的な配置が似合いそうな商品群でしたが、そのほうが自然で美しく風景に溶け込むようで、風景そのものの開放感にも貢献しているようです。
見学の際は、商品の使い勝手だけでなく、借景としての背景とのなじみも一緒にご覧になり、駒ヶ根の風景とファニチャーとの取り合いを感じ取っていただきたいですね。
*KAPの見学をご希望の方は、最寄りの支店・営業所、またはホームページにて承ります。
KAP 〒399-4393 長野県上伊那郡宮田村1972
【アクセス】JR飯田線駒ヶ根駅、または中央道駒ヶ根ICから車で約10分